ログハウスについて

ログハウスメンテナンス

ログハウスに限らず。どんな家でもメンテナンスは必要です。
特に天然の木を使用するログハウスは、建物が完成した後も呼吸をしている為定期的なメンテナンスは欠かせません。また、適切なメンテナンスを行えばログハウスは大変寿命の長い建物であると言えるのです。
ログ平では、ログハウスの建築分譲、施工を経験した実績を元に他社メーカーで建てられたログハウスでもお請け致しますのでお気軽にご相談下さい。

1 外壁の塗装 外壁の再塗装は3年~5年に一度行う事が理想ですが山岳等の風雨が激しい場所や海岸近くの潮風が当たる場所はもう少し短いサイクルになります。
塗料の選定にも気を使いましょう。
2 セトリング 乾燥による木材の収縮とログ壁の自重によりログ壁の高さが徐々に低くなる現象の事で落ち着くまでは建築後数年はかかると言われています。ログ壁のセトリングにより下記の調整をおこないます。

●柱

ログ壁に比べて縦方向の木材はあまり変化しません。その高低差を調整する為にスクリューボルトのナットを緩めます

●建具

窓やドアの建具上部に設けた空間が適度に保たれているかを確認します。

●階段

下部高さ調節用の板(スペーサーボード)をセトリングの状況に応じてはずします。

●外壁

下段から上段にかけて一本のボルトが通ってログ全体を固定しています。
ボルトのナットが緩むので増し締めを行います。

3 その他 基礎、屋根、ウッドデッキ、水回り、設備部分のメンテナンスも重要です。
気になる事がありましたらご相談ください。
ユーザー様個々のご希望に応じてご提案させて頂きます。

ログハウスの施工実績

   

    

当社ログハウス

房総でログハウスを建築する上で重要になったのは、太平洋から吹き付ける雨と風への対策です。
そのため、房総の風土に合わせて弊社では目の詰まったフィンランド産・カナダ産の品質の良いラミネートログを使用し、建具にもこだわり雨じまい対策の施工をして参りました。

ログの加工法・工法

目の詰まったラミネートログを使用し基礎工事から仕上げまで一貫して自社施工。
ログは組み上げが重要ですので、ログ材一つ一つを丁寧に収めることを心がけ経験を積んでまいりました。

 

ラミネートログ(積層材)■ラミネートログ(積層材)
無垢材を接着剤で貼り合わせたログ材です。
・ひび割れが発生しにくい
・反りが起こりにくい
・無垢材より強度を得られる
ラミネートログの特徴は、割れ・反り・収縮が少なく、セトリングも無垢材に比べると起きにくい利点があります。

 

D型ログ(外壁用)

D型ログ(外壁用)

丸ログ(無垢材)

丸ログ(無垢材)

丸太(無垢材)

丸太(無垢材)

主な弊社取引メーカー

フィンラメリ社

工場は何世紀にも渡ってログ材の加工を産業としてきたフィンランド郊外のアラヤルビという町にあります。
日本・ロシア・中央ヨーロッパ等世界各国にログのキットを輸出しており、特に日本と中央ヨーロッパが半数を占めています。そのため、日本の風土や日本人の好みを熟知したスタッフが揃っています。
断熱性に優れ、バクテリアのいない清潔な製品はVTT(テクニカルリサーチ)によって安全性と高い品質が評価されています。

日本人の要求に合わせ細部にこだわりのある建具
窓についても断熱性の高い複層ガラス(ペアガラス)を使用していますが、心地よい海の風を取り込めるよう網戸の設置や、就寝時でも安心して窓を開けることができるような工夫が施された建具等も取り入れています(引き戸・窓等の建具はSKAALA社製・ドアはアルドパイン社製)。

レイクカントリーログホーム

カナダのブリティッシュコロンビア州にある、広さ46,000坪の広大な敷地では同時に12棟のハンドクラフトのログホームを生産することができます。
ラミネートログまたはD型ログのログホームを年に1,000棟生産することが可能です。
スタッフは最高のサービスと高い品質の製品を提供出来るよう訓練を受けた者ばかりです。

ログハウスの魅力

ログハウスは、言うまでも無く内外共に自然の木そのものです。
木が持っている温かさ、懐かしさ、完成した物件に一歩足を踏み入れた時の包みこまれる
ような心地良い感覚。
自然の木ですので、アレルギーを持つ方にとても良いと考えられています。
機能的にも優れていて、湿度をコントロールする性質があるので、ログハウスの室内は
梅雨時でもカラッとした感じです。
コンクリートに比べて断熱性があり、外気との温度差が小さい事が特徴です。
外気が暑い時は室内は涼しく、外気が冷たい時は室内が暖かく感じます。(ログハウスの断熱効果は、ログ材の厚みでとります。)
こんな良い事だらけのログハウスでも、外壁の塗装やセトリング対策は不可欠です。
外壁は浸透性の塗料によって雨をはじき腐りを防ぐこと、乾燥による木の収縮を考慮したセトリング対応が必要です。
ともかく自然の木の持つパワーが、そこで暮らす者に与える計り知れない影響を感じております。

ログハウスQ&A

Q1 ハンドカット、マシンカットのログハウスの違いはなんですか?

ハンドカットは丸太等の木材をビルダーがチェンソーで手加工したログハウスです。
マシンカットは四角く製材した木材を乾燥させ工場でプレカットした木材を使用したログハウスです。
断面の形状で、D型・角型・丸型と区別されています。
サイズ
D型
W=140×H=180
W=180×H=180
角型
W= 90×H=180
W=140×H=180
W=180×H=180
丸型
180φ、250φ
※当社ログハウス特徴に写真を掲載しております。

Q2 ポストアンドビームとはどんなログハウスですか?

簡単に言うと在来工法の事ですが、一般的な在来工法と異なる点は梁に300φ以上の丸太、6寸角の様な太い角在を使用する点です。仕上げは真壁で柱や梁が室内外に見える作りとなります。ハンドカットやマシンカットのログハウスに比べると間取りの自由度がUPします。

Q3 ログハウスは寒いですか?

ログハウスの壁は太い木材です。木は同じ厚さのコンクリートと比べると12倍も熱を通しにくい性質をもっています。無数の細胞の中に空気をため込んでいるからです。もちろん、暖房無しでは寒いですが一度暖まると冷めにくいのです。反対に夏外が暑い時、中は涼しい天然の断熱材のようです。また、木材には調湿機能があり梅雨等湿度の高い時は湿気を吸収し冬場乾燥時には木が吸収している湿度を発散します。
つまり、1年を通じて快適に過ごすことができると言うことです。

Q4 ログハウスは長持ちしますか?

木には時間が経って乾燥が進むと強度が増す特性があります。北欧や北米では100年以上のログハウスが現存していますし日本最初のログハウスとされる東大寺正倉院も1000年以上の歴史があります。適切なメンテナンスを施せばログハウスは長持ちする建物なのです。

Q5 耐火性はありますか?

木は燃えやすいというイメージがありますが、ログハウスに使用する厚みのある木材は表面が燃えると炭化膜ができて空気を遮断する為芯まで燃えるには時間がかかります。仮に燃えたとしても新建材のように有毒なガスを発生する事はありません。

Q6 地震には強いですか?

ログハウスが地震に強い事は、様々な実験結果で実証されています。
●耐震等級3をクリア(阪神淡路大震災の1.5倍の強さで実物大振動実験)
●木材の積層が地震の横揺れを吸収する性能を確認
●主原料である木材は単位重量あたり圧縮強度はコンクリートの5倍
●引張強度は鉄の4倍
以上の事から柔軟性と剛性を併せ持つ材料を積み上げたログハウスは地震に対して粘り強く頑丈なのです。

Q7 雨漏りはしないですか?

雨漏りにかんしては100%大丈夫ですとは言い切れません。
屋根に関しては心配いらないのですが、ログウォール特にノッチ部分は台風などの横殴りの雨は防ぎきれない事があります。もし、雨漏りがしたらすぐに連絡をください。雨が降っている間は応急処置を施し乾燥後、コーキングやチンク材で漏水を防ぐ事が可能です。

Q8 海が近いのですが、ログハウスは建てられますか?

潮風は木肌を傷めますその為塗料の効果が短くなります。
横殴りの強い雨、下から吹き上げる雨はわずかな隙間から侵入してノッチやグルーブを越え室内に浸み出します。弊社は海沿いの気象条件に適したログハウス造りを試行錯誤して参りました。立地条件に合った設計をご提案致します。

Q9 キット販売はしていますか?

現在取り扱いはございません。

Q10 千葉県以外でもログハウスを建ててもらえますか?

メンテナンスを最重要と考えてログハウス施工地域を弊社から車で2時間位で到着できる範囲と決めさせ頂いております。

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